丁字麩写真
丁字麩


ものしりその1 八幡の・・・

麩といえば、ふつう丸い形をしています。ところが近江八幡の「丁字麩」は四角。これは近江八幡の町並みを模して作られた、といういわれがあります。
時は戦国。八幡城主の豊臣秀次は、天守閣から城下町を眺め、整然とした町並みの美しさを見てふと思い立ち、ただちに兵糧係を呼びつけました。
「兵糧に栄養のある麩は欠かせないが、形が丸いのでかさばる。携帯しづらいと皆困っているから、眼下の町並みのように、角形にしなさい」
というわけで、近江八幡の麩は角形になったのです。丁字麩には両面に線が入っていますが、これは街の小路を示すもの。城下町に住む人々を忘れないようにするための印だとか。

 
ものしりその2 ふわふわしているけど・・・

ふわふわとして歯ごたえのない麩は、どちらかといえば料理の主役というより「引き立て役」。けれど、栄養学的にみれば実に頼れる「優れモノ」なのです。
麩を作るには、小麦粉に塩を入れ、水を加えてもみ洗いします。こうしてできるのが、麩のもとになるグルテン。これを水にさらして焼けば「丁字麩」に、蒸せば「生麩」ができあがります。つまり、麩はああ見えても、植物性タンパク質のかたまりなのです。植物性タンパク質は子どもの成長には欠かすことのできないもの。また動物性タンパク質の摂りすぎを防ぐ意味で、大人にも大切な栄養です。もともと、厳しい修行をする僧侶の食べ物だった、という由来にも、うなずけますね。

 
ものしりその2 丁字麩の・・

【材料】
丁字麩 10個、きゅうり 1本、みそ 大さじ2、砂糖 大さじ3、酢 大さじ3、化学調味料 少々、洋がらし 適量、白すりごま 大さじ1、塩 少々
【作り方】
(1)丁字麩は水につけてもどします。
(2)二つ切りの大きさにして、よく絞ります。
(3)きゅうりは薄く小口切りにし、うす塩してもみ、水洗いをして絞っておきます。
(4)みそに砂糖、化学調味料、からし、酢をよく混ぜ合わせ、ごまを加えます。
(5)(4)に丁字麩ときゅうりを入れて、混ぜ合わせます。


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