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特産品豆百科事典 八幡瓦写真
八幡瓦


ものしりその1 300年の歴史を持つ八幡瓦

 日本各地には多くの瓦製造所が存在します。その起源に関しては、
  1. 築城に際し城主が瓦工を招聘、または前任地より連れてきた。
  2. 寺院の建立、又は改築による瓦の葺き替えに伴い招聘された瓦工が在地に定住した。
  3. 在地の者などが、当該地に需要を見込みよそで修行して工房を開いたり、よその者が需要を見込んで移り住み営業を開始した。
等の言い伝えがなされている場合が多いです。
 八幡瓦の起源については、当地には羽柴(後の豊臣)秀次が叔父である関白藤原(後の豊臣)秀吉の命により天正13(1585)年築城を開始したといわれる「八幡山城」が存在しましたが、この時瓦工が当地にまねかれたことが起源とする資・史料は現時点では知られていません。今のところもっとも有力な説は、当地に所在する「本願寺八幡別院」の屋根葺き工事に伴い、京都深草より瓦工が移住したというものです。その本願寺八幡別院の屋根工事ですが、これは、滋賀県教育委員会の調査により、元禄16(1703)年から瓦を製作し始め、葺き工事は翌元禄17年に着手し、宝永2(1705)年の8月上旬に完了したことが確認されています。こうしたことから、現時点では八幡瓦の起源は 江戸時代中期前半(1700年前後)ということができます。

 
ものしりその2 滋賀県伝統的工芸品の指定を受けた八幡瓦

 滋賀県では、伝統的工芸品の振興施策のひとつとして、県内において製造され湖国の自然と暮らしの中で育まれ受け継がれてきた工芸品39品目を昭和59年度から平成10年度にかけて、滋賀県伝統的工芸品として指定しています。
 その後、平成15年3月25日付けで伝統的工芸品の追加指定等を行いましたが、「はちまん瓦」はその際県知事の指定を受けました。

 
ものしりその3 瓦づくしの博物館、「かわらミュージアム」

 瓦について詳しく知りたい方、瓦の種類・瓦の作り方・日本各地の瓦・世界の瓦等々、そんな方は是非一度「かわらミュージアム」へお越しください。
 かわらミュージアムは、近江八幡のまちなみの中にあって、その景観の重要な要素を形成する瓦屋根に関して、その歴史や製作技法・その芸術性などを紹介し、「はちまんがわら」のもつさまざまな側面を多くの方に知っていただき、その成果を新たなまちづくりに生かせてもらえるようにと、平成7年にオープンしました。「かわら」に興味のある方もない方も、とにかく一度来てみてください。きっとあなたの知らなかった「かわら」に会えるでしょう。

入館料/大人300円 小・中学生200円
開館時間/9:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は開館)・祝日の翌日、年末年始
電話番号/0748−33−8567
所在地/滋賀県近江八幡市多賀町738−2


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