竹細工写真
竹細工


ものしりその1 すす竹を・・・

近江八幡の竹細工は、明治初期に始まりました。晒竹の加工に関西で初めて着手し、家庭での竹製品の利用範囲が急速に広まります。昭和に入ると、欧米や中近東へインテリア加工品として輸出されるようになりますが、戦後のドルショックの時に国内向けに方向転換しました。ざるやかご、熊手などの日用品がプラスチックや金属にとって代わるなか、竹細工ならではの持ち味を生かした製品づくりが今も続けられています。とくに囲炉裏の煙で茶色くなった「すす竹」は200年以上いぶされたものでなければ細工に使えないため、材料の入手が年々困難に。すす竹を使った花籠などが幻の逸品になる日も遠くなのでは、といわれています。


ものしりその2 長年培われた・・・

竹は秋から冬にかけて伐採されたものを、1カ月ほど風通しの良い所に置いた後、湯につけて油を抜き、さらに2カ月干します。最も熟練の技を要求されるのが、竹をまっすぐにする「ためる」という作業。竹は自然の状態では曲がっているので、弱火をあてて一本ずつ手で押してのばすのです。また、こうして素材となった竹を製品に加工するには、一本一本の竹が持つクセを見抜き、適材を選ぶ必要があります。 竹は弾力性があり、水を吸収したり排出したりすることから水切れがよいため、ざるなどの日用品に非常に適した素材です。竹細工はまさに、素材を最大限に生かした技と知恵の結晶体なのです。


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