でっち羊かん写真
でっち羊かん


ものしりその1 でっちには・・・

近江商人発祥の地、近江八幡で「でっち」といえば丁稚。職人・商人の家に年季奉公をする小僧さんを思い起こします。 でっち羊羹の名前の由来は、大阪、京都などへ奉公に行った丁稚が、やぶ入り(1月16日)に帰省して、主人や番頭への土産として持ち帰ったことからとされています。 しかし、その名が「でっち」とひらがなになっているのは、実はもう一つの意味があるから。菓子用語でこねあわせることを「でっちる」ということからきている、というのです。「丁稚でも買えた」という手頃な値段と、素朴な味わいで、今も多くの人に親しまれています。


ものしりその2 本家本元は・・・

インターネットで検索してみると、でっち羊羹を作っているのは近江の地ばかりではないようです。滋賀県内でも、近江八幡のほか、大津や日野、木之本、信楽などで製造されているでっち羊羹ですが、現在わかっているなかで一番古いのは近江八幡市のお店。それまで高価だった砂糖がようやく庶民の手に届くようになった江戸時代に創業されています。
近江八幡市内には4件の業者があり、すべて200〜300年の伝統を誇っています。それぞれのお店が、伝統の技術と秘伝の味を守っているので、食べ比べてみるのもおすすめです。


ものしりその2 通は・・

でっち羊羹は、小豆あんと砂糖を混ぜ、小麦粉を入れてこね合わせたものを、竹の皮に包んで、強火蒸し上げて作ります。 竹の皮は真竹または淡竹で、5月頃採取し、乾燥させた後なめして使います。
この竹の皮が、羊羹に独特の風味を与えることから、竹の皮をつけたまま、4〜5センチの輪切りにして食べるのが「通」といわれています。この皮をむいたとき、羊羹の表面に竹の細かい表皮の模様がついているのに気づきます。気取らない素朴な雰囲気をかもし出していて、里帰りを心待ちにする丁稚小僧の思いをしのばせます。


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