地引あみ体験

地引あみを通して「びわ湖」を知る

わたしたちにとって身近な存在、びわ湖。ただ、身近すぎるがゆえにあまり真剣に向き合うきっかけがないことも事実です。実際に、びわ湖にどんな魚が泳いでいるのか、全く知らない子どもたちもいます。

わたしたちは、身近でありながら大切なこの地域資源のことを少しでも知ってもらうために、地域の小学生を対象に地引あみ体験を開催しています。

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まず自分たちがびわ湖と向き合う

活動に先駆けて、会場となる水泳場の清掃活動を行います。シーズン外れの湖岸にはゴミが大量に漂着しています。

びわ湖のことを伝えるためには、まず自分たちがびわ湖の現状を知らなければならない。びわ湖にゴミが流れているという現実も、また子どもたちに学んでほしいことの一つです。

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魚を捕る、そしていただく

イベントでは沖島の漁師の方のご協力・ご指導のもと、地引あみを体験します。メンバーの大人たちも子どもたちと一緒になって、精一杯あみを引きます。フナやハス、外来魚のブラックバス・ブルーギルなど10種類を超える魚があみにかかります。魚を捕ったあとは滋賀県の水産課の専門職員の方にもご協力をいただき、魚の解説やびわ湖について学びます。

びわ湖の生きた魚を生でみるのは初めての子どもたちもいます。参加者には実際にびわ湖のブラックバスを使ったフライを持ち帰っていただきます。魚を捕り、そして食べることもびわ湖のために必要だということを学びます。

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開催実績

地引網体験@びわ湖トライアスロンin近江八幡

2014年6月13日(土)・14日(日)
会場:休暇村近江八幡 宮ヶ浜水泳場

第1回びわ湖トライアスロンin近江八幡に合わせて開催。大会のPRも兼ねたイベントとして、大会会場である宮ヶ浜水泳場で行いました。選手の皆さま、観客の皆さま、またそのご家族の皆様など、たくさんの方にご参加いただきました。

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地引あみ体験

2022年10月16日(日)

会場:休暇村近江八幡 宮ヶ浜水泳場

地引あみ体験は市内の小学校を巡回する形で開催をしていくこととし、令和4年度は八幡小学校の1~6年生の子どもたちを対象に実施しました。昨年より規模を大きく児童50名が参加し、地引あみ体験を行いました。時期もあってか獲れた魚は多くはありませんでしたが、参加者の皆さんにはとても楽しんでいただけました。また、お昼にはびわ湖のしじみを使ったしじみ汁も召し上がっていただき、お土産にはブラックバスのフライも。びわ湖の魚を食べることもびわ湖を守ることにつながる、ということを学んでいただきました。

2021年7月18日(日)

会場:休暇村近江八幡 宮ヶ浜水泳場

トライアスロン大会の会場である宮ヶ浜が属する島学区の島小学校の子どもたちを対象に実施。コロナ禍のため、対象範囲・人数を絞っての開催となりました。児童30名が参加し、地引あみ体験、またびわ湖についての学習を行いました。取組は地元テレビ局のZTV様にも取り上げていただきました。また、市内金融機関での写真展も開催。市民の方に広く取組を知っていただきました。

 〈助成〉近江八幡市 まちづくり団体育成支援補助金

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地引あみ体験は継続事業として、今後も取り組んでいきます。